2021年出会ったアルバムベスト9
です
下に行くほど聴いた時間が長いです
やるぞー!
大貫妙子 - ミニヨン
公式サイトより
演奏陣豪華すぎる YMO全員いるし
そのおかげか何度聴いても発見があるアルバム ここでこんなことやってたんか〜 という
言い出せなくて のサックス 歌の裏でこんな吹きまくってたんか みたいな 早歩きしながら聴くと楽しい曲
あこがれ の歌詞はシンプルで子供にも分かる内容なのに なーーんでこんなに良いんだ
何故か落ち込むくらい歌詞が入ってくる
サンシャワーのヘタウマ期を抜けウマ期に入り、ロマンティークでテクノに入る前、1番好きな時期の大貫妙子…
この歳でハマるとは思わなかった
中学の頃GIGSとかYouTubeで見てカッケーとなりかけたんだけど、スペシャかなんかでライブ中に仮装とかしてて ださ〜 となり封印してた
BigMotel少年は変に尖っていたのだ…
白い砂漠のマーチ、数ある邦ロックの一曲目の中でもトップクラスで一曲目然としている
アルバムの幕開けとして限りなく正解に近いんじゃないか 開始3秒で分厚すぎる冒険の書開いたみたいなインパクトがある
cockpitの穏やかでも激しくもない かといって平常心でもない雰囲気が好きで何度も聴いた
内面と架空の世界観を行き来する歌詞はストレイテナー的なそれがある たまにダサいのも含めて好きだ 冒険譚眺めてるみたいな デルトラクエストとかダレンシャンとか読んでた頃の気持ちになる…
たまにダサい歌詞
・僕らのYES or NO
・リトマス試験紙が虹色に
海について のメインリフ世界に通用すると思う 海外だとMidwest Emo界隈がシネマをまだ発見してないの不思議なくらいだ
冒険終わりと始まり感を持ち合わせた曲
Hella - Tripper
まずこれ見て欲しい
ギターもドラムもいっちゃってる カリフォルニアのインストバンド
楽曲構成はめちゃくちゃ 拍子もコロコロ変わる 聴く側をぶっちぎる演奏 あなたはついていけますか とんでもなく楽しそうだ
ぶっちぎるが置いてきぼりにしないポップさがある テーマがしっかりしてるからかな
一曲目Headlessの思いつきをベラベラ喋ってる感じ堪らない
Netgearの明るいデスコアとシューゲの融合みたいな音像も凄まじい うるせ〜〜けど嫌じゃない
Furthest聴くと 一見無茶苦茶だけどやりたいこと決まってんだなこの2人は となる こんな長くて無秩序なメインフレーズあるんだね…
全体通して一切飽きさせないアルバム クロスオーバーしまくってて楽しい
sports. - damon daze
この動画で発見したバンド
Words〜 のギター、完全に Greatest Midwest Emo Riff ですね 俺たちはこういうテレキャスが聴きたかったんだ
声がスゲ〜かっこいいです そして全パート全力投球 ビジュアルもイケてる
曲調に対してまさかのビジュアルすぎる
Steven Believin' も沢山聴いたぞ 俺はツービートで猪突猛進する切ないコードが大好物なんだ
マスロックに寄りすぎると客席棒立ちになっちゃうし メロコアに寄りすぎると客席音楽どころじゃなくなっちゃうんだけど、このくらいのバランス感覚新鮮ですね ライブ観てみたい!!!!となった 絶対楽しいよ
スポーツという名前のバンド沢山いて しかもジャンルが被っていたりして面白ややこしい
Daedelus - Of Snowdonia
electronic名誉教授Daedelus 2004年の名盤
アコースティック、シンセ、オールドLPのサンプリング、打ち込みブレイクビーツをごちゃ混ぜにした 他に類を見なさすぎるとんでもない音像 四曲目Taking Wingが顕著かな
このアルバム聴いてると廃墟になったディズニーランドを高速でツアーして回るみたいな感覚に陥る 理由は謎 このアトラクションまだ動くじゃん!しかも倍速で みたいな…
聴き流しでも心地良いし 能動的に聴くぞ〜!と向き合っても楽しいアルバム
Something Bellsのシンセの音
よ… よすぎる…
Totorro - Home Alone
フランスのインストバンド
バンド名はマジでトトロ好きでそこから取ったらしい
轟音でポップでスッゲーかっこいい
路上ライブでこんな演奏してくれるのやべー
メルシーボークーすぎる………
路上の人だかり見て分かるように 超ポップなんですよ ライト層も玄人も唸る楽曲 随所で掛け声・手拍子が入る 親しみやすいインストだ
サウンドとしてはエモとか後期スクリーモっぽい メジャーキーの楽曲が多いからシリアスにならずに聴ける
Osao San 序盤とラストを轟音で彩る曲 かっけーーー
書いてて思ったがこのバンドは説明不要って感じがしてきたな シンプルにカッコ良いのです
Mestis - Eikasia
インストDjent界の雄 Animals As LeadersのTosin Abasiじゃない方Javier Reyesのソロプロジェクト
クラシックギターもりもり弾く人なのでバッハ感マシマシです ハーモニックマイナーマシマシで絶妙にクサい でもクサメタルのそれとはまた違うんですよね クロスオーバーしているので飽きない ジャズとかフラメンコとかポストハードコアとか飲み込んだサウンド
リズム、音選びなど危うさがあってめちゃくちゃ好きです そこまでやるか!というフレーズを1曲に1箇所は必ず入れている
El Mestizoの終盤の上昇フレーズ 軽いブレイクダウン部分はドラムと噛み合わなくなる手前ギリギリを攻めてツッコんで弾いている
Sedosaのドラムの詰め込み方圧巻です
Ever Wonderのテーマの仕組みは本当に凄い 穏やかな気持ちで聴ける ロマンティックな人なんだな〜と思う あとマジで拍が取れない
心地良いクランチサウンド スッキリしたドラム ツボを押さえたベースよ… 聴き込むとJavierはロマンティックな人なんだなーと思う
音像も面白い 基本的にディレイとリバーブが贅沢めに掛かっていてスケールデカいな〜となる
竿隊以外のオケはたまにやっつけ感があるけどね Media Nocheメインフレーズのオケなんとかしてくれ…
どの曲もテーマがあって歌いたくなる 大分複雑だけど耳馴染みが良いのだ 何でだろうね〜凄い
ライブでもこのクオリティでやる怪物たち…
ライブ盤En Vivoも聴いてみて欲しいな〜
柚楽弥衣 - ゆらふ
このブログ登場するの2回目!改めて…
※前回はこちらから↓💁♀️
https://bigmotel.hatenablog.com/entry/2021/06/04/070911
弥衣さんの最近の活動発見!
浦和のライブハウスがライブ配信してますね
なんともスピリチュアルな… 生で見てみたいな〜!
独特な歌唱法だ 喉の奥に音当たってるけど歌声は前に出てるの何なんだ…スゲ〜
この動画の概要欄見ると「2013年に声を失い」とあり、そこからヒーリングに目覚めたそうな
ポリープかな?と思って調べたけど出てこないす しかし治って本当に良かった… 歌声を聴く限り以前と変わらないご様子で安心している
自然の中でアロマを焚きながら様々な音に耳を傾ける… マインドがフルネスになりそうだ(よく分かってない)
神社での歌唱奉納映像が沢山あり ライブハウス内外でもワークショップしてて 声で人と繋がっていくの凄い素敵だなーと思う。
ほんとに沢山聴いたなー
Beauty,Love Song,Clear,A Sleeping Big Daddy,Hound,Moon,A Dove's〜,Lonely Morning Comeが好き
Clear,Houndは楽器隊が本当に良いのだ Houndのベースよ… そして全編歌がいいのだ
Meet Me In St. Louis - Variations on Swing
今年出会ったアルバム、というより人生で出会ったアルバムの中でも5本の指に入るであろう大名盤です 俺が好きなことを全部やってくれているバンド 出会えて本当に良かった
cllctv.のtomohiro氏の記事でこのバンドを知ったのは 2021/04/08 偶然俺の誕生日だった
この日俺は何をしていたか振り返ってみた
ツチノコの懸賞金をチェックしていますね…
オススメバンド紹介ブログはこういう暇な日じゃないとエネルギーが足りなくて読めないんですよね 暇で本当によかった みなさんは 暇で本当によかったですか?
4/8以降毎日欠かさず 44分かけてこのアルバムを聴いている 自分でもかなりおかしいと思う…が、それだけハマってしまったのだ
MMISLはイングランド出身のポストハードコアバンド
エモやマスロックと呼ばれる前のマスのエッセンスを凝縮したサウンドで 信じられない演奏力と目まぐるしい楽曲展開をもって襲い掛かる どこを切り取っても最高にカッコいい
好きすぎてまともに評価できないぜ…
2016年に解散してしまったのだ…
※最後のライブの様子 全ての演奏を終え、感極まるメンバーを見て欲しい 胸が熱くなる
1:The Torso〜 爆発力 表情がどんどん変わる
6:Ein Zwei〜のイントロ、2:50〜からの物悲しい疾走感
8:Come to〜 での絶叫
9:I've Got〜 の終わり方は本当に美しい
好きなパートを挙げ始めたらキリが無いので切り上げる…
ボーカルはイケボかつ伸びやかで、静と動の使い分けが本当に上手い この手のジャンルだと動一辺倒な人も多いから貴重です 内省的な歌詞を極めて感情的に吐き出すので 良い意味で粗い歌声になっている 狙ってやれるもんじゃない
上手い人がゾーンに入り感情的になって出るアラみたいな物に俺は美を感じるのだ…
竿隊はギター2人とベースによるポリリズム主体の演奏で 小節をいくつも跨いでやっと辻褄が合うフレーズが多い 頭使うがカチッと乗れた時トランス的なそれになる
突拍子もない展開に聞こえるが どの楽曲もかなり緻密に作られており、思いつきで足していったフレーズではなく、やりたい事を削って削ってまとめた物が44分に込められていることが分かる 妥協が一切見当たらない ここまでストイックなバンドも中々見当たらない
常人では理解出来ないようなフレーズを思い付くドラムも必見だ ありえない場所にスネアを入れたりする
例)I've〜の4:06〜とか
特にハット捌きが恐ろしい 何発叩くんだ
ボーカルの気持ちの昂りに敏感に反応したダイナミズム ライブ映像を観ても凄まじい集中力が伺える
自分がギターやバンドをやっていなかったら絶対に出会えなかった音楽だと思う
このバンドと出会えて、好きになることが出来て本当に良かったと 今年は何度も思った 一日一万回感謝の正拳突きをして、音を置き去りにしようかな
はい
今年の9枚楽しいので皆さんもやってみて下さい〜 押忍押忍押忍!!!
番外編
惜しくも落選した9枚
Daedelus - Baker's Dozen
RAH Band - mystery
faraquet - the view from this tower
St.Vincent - Actor
Me'Shell Ndegeochello - Plantation Lullabies
Jon Hassell - Listening to Pictures
Sleepyxtra - For No Particular Reason
Pilotredsun - Achievement
2021年新譜限定 今年の9枚
家主 - DOOM
lilyray - shikikousen
Avishai Cohen - two roses
The Lesson GK - Another World
Nate Smith - Kinfork 2 : See the Birds
Tade Dust & Bonbero - Rule of Groove
Kraus - view no country
GRAPEVINE - 新しい果実
過去の9枚ここから確認できます
https://twitter.com/big_motel/status/1077584666956189700?s=21
楽しかった〜 来年もやるぞ
🤛≡ 💨💨
おわり